単焦点眼内レンズが適している方
- 眼鏡をかけることが嫌ではない方
- 夜間の車の運転が多い方
- 緑内障など、他の目の病気を併発している方
単焦点眼内レンズはピントの合う距離が1つです。
運転をしたりテレビを見たりと、日常生活では遠くを見るシーンが多くあります。そのため、ほとんどの方が眼内レンズの焦点を「遠く」に合わせます。
その場合、本を読んだり物を書いたりする「近く」を見るシーンに関しては、術後に老眼鏡を使用してお過ごしいただくことになります。※術後の見え方には個人差があります。
単焦点眼内レンズは健康保険の適応となるため、健康保険の負担割合によって手術費用が異なります(3割負担の方は片眼約6万円・1割負担の方は約2万円)。
手術費用について詳しく見る多焦点眼内レンズはピントの合う距離が複数あります。
外から目に入ってきた光を振り分けることによって、「遠く」にも「近く」にも焦点が合いやすくなる眼内レンズです。
焦点を分散させていることで全体的にピントが甘くなる傾向はありますが、ある程度の老眼も治すことができるため、眼鏡をなるべくかけたくないという方におすすめです。
焦点眼内レンズは、健康保険の適応ではないため、「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術(水晶体再建術)」にかかる費用は自己負担となります。
※当院では、選定療養という形で、通常の白内障手術分は健康保険、差額レンズ分のみを自己負担でご負担の少ない形で対応しております。詳しくはお問合せ下さい。
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